日本企業、ナムディン省で染織工場を竣工
2024年07月18日
7月13日、ナムディン省ニャーハン郡のラン・ドン織物産業団地にて、トーレイグループ(日本)の子会社であるTop Textiles Co., Ltd.は、総登録資本金2億300万米ドル、敷地面積31.2ヘクタール以上の染織工場を竣工しました。
この高技術プロジェクトは、少ない労働力でユニクロなどの衣料品製品に使用される高品質の様々な織物製品を生産できます。第2期投資の完了後、年間約1億2,000万メートルの布地を市場に供給できる予定です。
竣工式での発言で、伊藤直樹駐ベトナム日本国特命全権大使は、今年上半期日本企業はベトナムに17億3,000万米ドルを投資し、ベトナムに投資している84の国と地域の中で2番目に位置していると述べました。日本企業は、ハノイやホーチミン市などの大都市だけでなく、ナムディン省を含む他の地域にも投資しています。
ナムディン省の投資環境について、駐ベトナム日本国特命全権大使は、ナムディン省のインフラが急速に整備されており、投資家にとっての魅力が高まっていると述べました。また、ナムディン省のTop Textiles工場プロジェクトが、今後のベトナムと日本の全面的戦略的パートナーシップのプログラム、イベント、関係を強化する一助となっていることを述べました。
竣工式での発言で、ナムディン省人民委員会常務副主席のTran Anh Dung氏は、ラン・ドン織物産業団地のTop Textiles Co., Ltd.のプロジェクトが実施からわずか30ヶ月余りで竣工し、稼働を開始したことを強調しました。
「これは、投資家およびナムディン省の各レベル、各部門の多大な努力の結果です。投資環境の透明性を確保し、投資家にとって有利な条件を提供できることを確認するものであり、『企業と共に成功へ向かう』という方針に基づいています」と、ナムディン省人民委員会常務副主席は強調しました。
ベトナム翻訳者:グリーンサン翻訳チーム