日本企業、投資拡大に向けた期待が高まる

2025年01月22日

1月21日、JETRO(日本貿易振興機構)は、2024年の日本企業海外展開に関する調査結果を発表しました。その中で、ベトナムが引き続き重要な投資先として注目されています。

2024年の調査ハイライト

  • 64.1%の日本企業が2024年に利益を見込むと回答(前年比+9.8ポイント)
  • 製造業では特に機械部品、医療機器、プラスチック製品、化学品、医薬品分野で利益率が80%以上と高水準
  • ベトナムにおける48.8%の企業が業績改善を予測し、56.1%が1~2年以内に事業拡大を予定(ASEANトップ)

JETROホーチミン事務所の松本信之代表によると、「中国からベトナムへの生産拠点移転はリスク回避のため、引き続き進む」とのことです。これはASEANにおけるベトナムの地位をさらに強化する動きといえます。

ベトナムへの提言
松本代表は、「行政手続きの簡素化と法制度の整備が必要であり、日本企業の投資をさらに引きつけるための大きな鍵」と指摘しました。日本企業にとって、ベトナムはASEAN地域での生産拠点移転の中心地として非常に魅力的な選択肢となっています。

参考: https://baomoi.com/nhieu-doanh-nghiep-nhat-ban-muon-mo-rong-dau-tu-c51307221.epi