ベトナムの食品・飲料が日本でますます人気に
2024年02月21日
ベトナム産食品・飲料が日本で人気が高まる中、ベトナムの農水産食品輸出企業と日本の輸入業者や大手流通チェーンとの連携強化が進められています。
在日ベトナム商務部は、2024年2月14日に開催されたスーパーマーケットトレードショー2024(SMTS 2024)の開会式に出席し、日本の出展企業を訪問し、製品調査や商談を行いました。
スーパーマーケットトレードショーは、日本最大のスーパーマーケット業界の展示会の一つです。毎年、日本スーパーマーケット協会が主催し、日本のスーパーマーケット業界と食料品流通業界の最新情報が提供されます。
展示会では、出展企業と来場者は、新しい商品や食料消費のトレンドを知ることができ、多くの潜在的なパートナーと出会い、効果的なビジネスネットワークを構築することができます。2023年のスーパーマーケットトレードショーには、2,046の日本企業が出展し、3,271のブースを設け、3日間の開催期間中に約62,525人の来場者を迎えました。
今年は、2024年2月14日から16日まで、千葉県幕張メッセで開催されます。日本国内外の有名企業が多数出展し、食品の製造、卸売、小売、流通、日本の全国のスーパーマーケットチェーンへの販売などを展示します。
ベトナム商務部は、スーパーマーケットトレードショー2024において、日本の大手企業であるイマイ株式会社をはじめ、多くの企業と会談、商談を行いました。イマイ株式会社は、マサングループ、ビナミルクなどベトナムの大手企業からコーヒー、魚醤、調味料、米粉、インスタントフォー、春巻き、酒、ビール、牛乳、ココナッツウォーターなどのベトナム産食品を輸入、販売しています。
商務部の調査によると、多くの日本人来場者がベトナム製品に強い関心を示し、好意的な反応を示しました。ベトナム製品は、現在、以下の方法で日本市場に参入しています。
・直接輸入
・日本の企業がベトナム企業の代理店となる
・日本の企業がベトナムでOEMパートナーを見つけ、日本に逆輸入
商務部は、日本の企業に対して、ベトナムの高品質な食品を紹介し、輸入を検討してもらいました。また、大阪に拠点を置くPho-Me社も参加しました。Pho-Me社は、福井県産のベトナム米を使用して、本格的なベトナム風フォーを提供するレストランチェーンに供給しています。
ベトナム農水産食品輸出企業と日本の輸入業者との連携強化
日本におけるベトナム商務部は、両国のビジネスにおける架け橋としての役割を担い、ベトナムの農水産食品輸出企業と日本の輸入業者や大手流通業者との連携強化において常に注力しています。「国家ブランド」の称号を獲得した企業の高品質な商品も、商務部の貿易促進活動で積極的に紹介・宣伝されています。
日本の消費者の嗜好の変化に伴い、海外からの輸入品に対する関心が高まっています。ベトナムの農水産食品は、種類が豊富に日本の主要なスーパーマーケットチェーン、AEON、ドン・キホーテ、イトーヨーカドー、100円ショップなどの店頭に並ぶようになり、ますます普及しています。
しかしながら、日本の商品流通システムは複雑な多層構造をしており、ベトナム製品を日本のスーパーマーケットで直接販売することは容易ではありません。多くの場合、中間輸入業者を経由する必要があります。
今後、ベトナム商務部と日本の大手輸入業者数社は、2024年3月5日から8日まで幕張メッセで開催される日本最大級の食品・飲料専門見本市「FOODEX 2024」に出展する予定です。
近年、ベトナムの食品・飲料は日本市場でますます人気が高まっており、FOODEX 2024はベトナム企業にとって、高品質な商品を日本のバイヤーや消費者へ紹介し、より高い金額の輸出契約の獲得、さらにベトナム料理や農水産食品、食品を日本市場で広く宣伝する絶好の機会となります。
ベトナム翻訳者:グリーンサン翻訳チーム
参考記事: https://baomoi.com/thuc-pham-do-uong-viet-nam-ngay-cang-duoc-ua-chuong-tai-nhat-ban-c48346641.epi