ベトナムの旧正月を祝う「ベトナム正月祭り – 祖国の春」が兵庫県で開催
2024年02月07日
2024年2月3日、兵庫県尼崎市でベトナム正月祭り「ベトナム正月祭り – 祖国の春」が盛大に開催されました。
主催者側は、このお祭りを通して、この地域のベトナム人コミュニティに対して温かく楽しい伝統的なテトの雰囲気をもたらし、同時にベトナムの伝統的な文化の美しさを外国の友人にも紹介できることを願っています。
ベトナム通信社の日本特派員によると、この祭りは関西地方のベトナム人協会が主催し、大阪市ベトナム総領事館と尼崎市の後援を受けて開催されました。
開会式で、在大阪ベトナム総領事のゴー・チン・ハー氏は、ベトナム正月祭り – 祖国の春2024 にご来場いただいた皆様を熱烈に歓迎しました。 「関西で集い、故郷に思いを馳せる」をテーマとしたこの祭りは、日本全国、特に関西地方のベトナム人コミュニティにおいて交流、団結を深め、互いに生活を支え合うための場であると同時に、ベトナムの伝統文化を日本や世界の友人たちに紹介する場ともなります。 祖国を離れて暮らす人々が故郷や祖国に思いを馳せ、世代を超えて民族の美しい伝統文化を守り続けるための機会ともなります。 ベトナム企業と日本企業の参加により、企業がこの祭りのイメージをPRし、交流、またビジネスチャンスを探る機会ともなりました。
ゴー・チン・ハー総領事は、2024年尼崎ベトナム正月祭の組織委員会と、祭りの開催に貢献した尼崎市当局に特別な感謝の言葉を述べました。ゴー・チン・ハー氏は、2024年尼崎ベトナム正月祭が、ベトナムと日本、特に関西地方のベトナム人コミュニティと尼崎市との間の協力関係や交流をさらに強化するのに役立つと確信していることも述べました。
尼崎市長松本慎氏は、2024年ベトナム正月祭が同市で開催されることを喜びました。松本市長は、尼崎市は多くの外国人が生活、学習、働いている国際都市であり、その中で2,200人以上のベトナム人が市の発展に貢献するために懸命に働いていることを述べました。同市長は、2024年ベトナム正月祭が、ベトナムと日本、市民とベトナム人コミュニティとの間の相互理解を深めるのに役立つと考えています。
石川博崇参議院議員は、尼崎市で開催された2024年ベトナム正月祭の開幕式に祝辞を寄せ、この祭りを通して尼崎市民がベトナム文化を理解し、両国の協力と交流を深めるための重要なイベントになると述べました。石川氏は、外交の経験を生かして、ベトナムと日本の関係をさらに強化していくと約束しました。最後に、同氏は祭りの成功を祈念しました。
日越商工会議所会長のファム・ティ・トゥ・フエン氏は、主催者を代表して、ベトナム総領事館と尼崎市当局が2024年尼崎市ベトナム正月祭 – 祖国の春の開催に協力してくれたことに感謝し、この祭りが両国の国民の相互理解を深め、ベトナムと日本の企業が結びつき、ビジネスチャンスを探る機会となることを期待していると述べました。
フート県代表団を代表して、雄王廟遺跡地区管理局長レ・チュオン・ジャン氏は、日本の尼崎市で祖国の春の風景を見た感動を語りました。彼は、これはベトナム人が故郷、民族の源流である雄王廟、ベトナム民族の共通の祖先である雄王を祀る場所に向き合う機会でもあると述べました。雄王信仰はコミュニティにおける文化的なアイデンティティとなり、先祖を祀る風習は過去と現在を結ぶ象徴となりました。
レ・チュオン・ジャン氏は、フート省の雄王信仰とソアン唱は、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)によって人類の無形文化遺産に認定されたと述べました。レ・チュオン・ジャン氏は、今年3月10日の雄王祭りに、日本の賓客と在外同胞が雄王廟を訪問してくれることを楽しみにしていることを述べました。
開幕式に参加したゲストは、ベトナム人アーティストと日本人アーティストによる特別な芸術パフォーマンスプログラムを楽しむことができました。
2024年尼崎市ベトナム正月祭 – 祖国の春は、2月3日と4日の2日間開催されることをアピールしました。主催者は、約8万人が祭りに出席し、芸術パフォーマンスプログラム、アオザイショー、ベトナム文化の伝統的な文化活動、そして日本人に人気のベトナム料理を楽しめることを期待しています。
ベトナム翻訳者:グリーンサン翻訳チーム
参考記事: https://baomoi.com/ron-rang-le-hoi-tet-viet-nam-xuan-que-huong-tai-tinh-hyogo-nhat-ban-c48262945.epi