ベトナム・日本の大手企業が拓く農業協力

2025年03月17日

ベトナム・日本の大手企業が拓く農業協力

首相:「国民の生活向上や健康増進に貢献する重要なプロジェクト」
ファム・ミン・チン首相は本プロジェクトの意義について、「国民の物質的・精神的な生活向上に寄与し、人材育成や健康増進、さらには国民の体力・体格の向上にも貢献する」と高く評価した。
(写真:VGP/ニャット・バク)

ベトナムのVinamilk傘下のVilicoと、日本の総合商社Sojitzが共同で投資・運営するタムダオ牛肉加工工場・牧場コンプレックスが、ベトナム・日本の農業協力の新たな象徴として注目を集めている。本プロジェクトは、ベトナムの畜産・高度食品加工産業の発展を牽引し、国際市場への競争力強化を目指す重要な拠点となる。

首相が視察、国民の生活向上に期待

2025年3月16日、ファム・ミン・チン首相はヴィンフック省のタムダオ牛肉加工工場・牧場コンプレックスを視察し、本プロジェクトの意義を高く評価。「国民の物質的・精神的な生活の向上、包括的な人材育成、健康促進、体力・体格の向上に寄与する」と述べた。政府関係者とともに施設を見学し、最先端の加工技術と品質管理体制を確認した。

「Made in Vietnam」牛肉を世界市場へ

本プロジェクトは、国内市場の需要を満たすだけでなく、「Made in Vietnam」の高品質な牛肉を海外市場へ供給する戦略的な取り組みの一環でもある。Vinamilk、Vilico、Sojitzの強みを結集し、畜産・食品加工分野の競争力向上を図るとともに、グローバルな生産・供給チェーンへの本格的な参入を進めている。

先進技術による世界基準の品質管理

工場には最新の自動搬送・包装システムを導入。**0〜4℃**の温度管理のもと、一貫した処理・保管を実施し、牛肉の鮮度・栄養価を最大限に維持する。これにより、日本やEUなど厳格な食品安全基準を持つ国々の市場にも対応可能な品質を確保した。

本格稼働を迎えたこのプロジェクトは、ベトナムの畜産・食品加工業界の飛躍的な成長を後押しし、新たな発展の原動力となることが期待されている。

出典:Chinhphu.vn